湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

凄い啄木文学散歩の著者、中川康子さんが北海道新聞〈ひと〉欄に紹介される!

『東京の「啄木日記」を歩く~明治を探して~』(旭図書センター・非売品・A5判・360頁)この大著を10年余の時間をかけて1冊の本にまとめたのは札幌市在住の主婦である。

その人が2022年2月8日号の北海道新聞(朝刊)の「ひと」欄に紹介されている。

東京で一番困ったことはと聞いたら「いつも時間が足りなくなることだった」と云われた。私も同好の仲間として解る言葉であった。

とにかく、とてつもなく時間と資料と探究心が求められる労作である。

北海道新聞の黒川伸一記者がその辺の苦労を上手く聞き出して伝えている記事である。中川さんの苦労は温かい黒川記者の記事の文章によって報われたことであろうと思う。

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2022年2月8日の北海道新聞(「ひと」欄の記事)