【お断り】
〈本稿は講談社コミックプラス〉の紹介記事をネットより転載して紹介させて頂きました。詳しくは下記のアドレスより直接ご覧になってください(紹介者:佐藤)
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news.merumo.ne.jp
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石川啄木といえば、『一握(いちあく)の砂』に収められた「はたらけどはたらけど猶(なお)わが生活(くらし)楽にならざりぢつと手を見る」の短歌が有名ですが、本人はあちらこちらに借金をしまくり、挙句(あげく)の果てに踏み倒すとんでもない人間だったということも聞いたことがあるのではないでしょうか。
一方、金田一京助はアイヌ語研究の創始者で、言語学・民族学の研究者。私はむしろ、国語辞典の表紙に書かれていた名前の方が馴染(なじ)みがありますが。
2人は盛岡の出身で非常に親しかったことは、よく知られています。そうしたバックボーンに実在する地名や建物、明治時代の風俗などが混ざり合い、摩訶不思議な世界に連れて行ってくれるのが『啄木鳥探偵處』です。