現在の石川啄木記念館は本年5月に閉館して、盛岡市の複合施設として改修される。この最後の特別展は5月7まで開催とのことです。
詳しくは下記のアドレス盛岡経済新聞ネット版にてご覧ください。
https://morioka.keizai.biz/headline/3759/
現在の石川啄木記念館は本年5月に閉館して、盛岡市の複合施設として改修される。この最後の特別展は5月7まで開催とのことです。
詳しくは下記のアドレス盛岡経済新聞ネット版にてご覧ください。
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石川啄木の評論「弓町より」が あなたの静岡新聞の「時論」に(3月19日)湘南の啄木。マスク着脱 判断と責任|あなたの静岡新聞 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1210464.html
ーーーーーーー(下は写真版です)
啄木に関する新刊図書2冊を紹介!
(1)
三枝昻之著『夏は来ぬ~詩歌を楽しむ~実朝・芭蕉から朔太郎・ミオロメンまで』(青磁社/2023年12月25日/1800円+税)
本書の副題にあるように「実朝からミオロメンまで」の詩歌を2頁から3頁で読めるというコンパクトな作品と人物が紹介されているが、只の紹介でない。著者は現代歌壇を席巻する人なのに、その魅力の源が解るような気がしてくるので思わず紹介したくなった1冊。
本書には134篇収録されている。もちろん、ここで紹介するからには我が石川啄木についての文章(2篇)も収められている。書の内容については以前に発行された単行本の「あとがき」とは別に文庫のために書かれた文庫版のための「あとがき」の全文を載せて置く。
(2)
福地順一著『梁塵記』(鳥影社/四六判/2023年2月19日発行/225頁/1650円+税)
本書は旧著『風塵記』に続くエッセー第二弾で啄木に関する長文4篇を収録。著者は長年、北海道における啄木について研究されてきた人で北海道の啄木を語るには福地氏の研究を知らずに語れる人は無い。もし、福地氏の啄木研究を無視して啄木を語ったり、書いたりしたならその書は本物では無い。
それを知るには先年発行された『石川啄木と北海道』(鳥影社/A5判/622頁/5280円)本書は1年後に補遺編も発行されている)をご鸞になって頂きたい。
さて、本書は啄木に関する文献(啄木小論・四題)のほかに高校教師として長年教育者として生きてきた著者の目に触れた北海道の自然や風土に関する心温まる文章が満載である。