10年以上前になるが、札幌市に住むS氏より私の古いHPを通じてメールを頂きましたが、爾来、S氏との交流は今も続いておりますが、そのS氏からのメールは石川啄木の文献に関する質問 であった。
その時にS氏は私と同世代の人であり、なんと名前もよく似ていることも知りました。
私は奇遇というか奇縁というか、そのご縁を喜びました。その後のS氏のネット上のご活躍は此処に記すまでも無いが、青空文庫では読めない「啄木日記」を筑摩書房版をはじめ、各社の全集を底本にしてのデジタル化を個人で成し遂げた最初の人であり、それを自由に、どなたでもご覧になって活用してください、と書き添えて紹介された時の感激は今も忘れられない感動でした。
どうぞ、皆さんも啄木日記をネットで味わって見てください。そして活用してください。