去る7月10日付けの東京新聞(朝刊)のコラム「本音のコラム」にルポライターの鎌田慧が(「王」と「大臣」)と題した短い文章を載せていた。(写真参照)この文章は石川啄木の日記を引用しているので、私の怒りが収まらない。明治43年に起きた幸徳秋水らが秘密裡に行われた暗黒裁判の結果、首謀者たちが即刻死刑になった所謂「大逆事件」であるが、それを今回の麻原彰晃らの「オウム真理教のサリン事件」と同列のように扱っていることに、字数の少なさの問題では無くて、先ず、投稿者である鎌田の認識の浅さと、その軽薄さを感じたのは、私だけでは無いと思うので添付のコラム記事を読んでみてほしい。
そして、今後は鎌田が何故、麻原彰晃を擁護するような文章を書くのかを考えて、今までと、今後の彼の言動を注視して行きたい。