湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

啄木の歌を伝える歌壇の重鎮(三枝昂之氏など)

短歌綜合誌「短歌往来」2024年1月号は「晴れの歌」特集の最初の頁に三枝昂之氏の歌「富士を愛でる歌」が載っており、添え文で啄木の「何となく・・・」の歌を引用し「晴れの歌」の謂れを綴っておられたので、その一部分を写真版で紹介させて頂きますが近くの図書館(地域によって公民館でも可能)などを利用して実際の雑誌を手にしてご覧になってみてください。
1冊の雑誌の中には啄木の話題のほかにもたくさんの感動的な物語の歌が詰まっております。
例えば同じ1月号「歌壇」には松村正直氏が「新春企画・短歌の抽斗」に歌と短文を載せている。
其れを読んでいたら「啄木ごっこ」の原点に出会えたようで感動したので其の一部分も紹介します。
また、「短歌研究」1月号には啄木の後輩となる女子高生だった頃に「啄木短歌甲子園」で活躍して歌壇デビューし、現在も盛岡市住みながら歌を詠み続けている若い工藤玲音さんの歌が堂々と一流歌人?たちの作品と並んでいることも私には嬉しいことだった!

啄木の歌を引用して「晴れの歌」について書かれた小文(「短歌往来」2024年1月号)

「晴れの歌」掲載誌

歌誌「短歌」に「啄木ごっこ」を連載中の歌人・松村正直氏の歌とエッセイ

松村正直氏の歌とエッセイを掲載した「歌壇」2024年1月号

「短歌往来」2024年1月号に載った工藤玲音さんの作品