湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

最近発見された啄木書簡は新発見なのか?(津和野町の森鷗外記念館で)

2022年8月5日の朝日新聞の記事によると石川啄木の書簡をはじめ、約400点ほどの森鷗外宛の書簡がみつかったという記事をネットや新聞記事(朝日新聞)で見ていたが、私が気になるのは啄木の書簡である。

鷗外宛の書簡は『石川啄木全集』(最終版は1978年(昭和53年)に筑摩書房版)発行後に見つかった書簡や短歌が20数点あり、これらは全集に未収録ものだが、先の津和野町の鷗外記念館でみつかったという啄木書簡は新発見のものなのであろうか。

速い解明と詳しい発表が待たれる。

2022年8月5日の朝日新聞記事

同上、朝日新聞ネット版の記事の一部