湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

「2019年 啄木祭」のお知らせ! 5月12日(日)!

「2019年 啄木祭」のお知らせ! 5月12日(日)!

新日本歌人協会が主催する「2019 啄木祭」が下記のように開催されます。

日時:5月12日(日)13時30分開場/14時開会

場所:東京都しごとセンター講堂 

   ※(千代田区飯田橋3-10ー3)

参加費:1200円(前売券:1000円)

   ※前売電子チケット :httos://takuboku2018.peatix.com

                又は    :    httos://twitcasting.tv/kimihikoootsuru

主催:新日本歌人協会(東京都豊島区南大島3-40-8ー3F)

   ※TEL:03-9602-0802 : FAX:03-6902-0803

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2019年 啄木祭

 

劇団KORUBATA 上演の舞台「飛行機の高く飛べるを。」がDVDになりました!

劇団KORUBATA 上演の舞台「飛行機の高く飛べるを。」がDVDになりました!

2028年8月24日~26日に「新宿スターフィルド」にて上演された、石川啄木の終焉の地に啄木歌碑が建立されるまでの実話を元にコミカルに、そして人情味ある涙と笑いの舞台劇にしたのは、平山 陽(脚本)、ささおか みゆき(演出)、狭間 鉄(舞台装置)、出演:マツダヒロエ・卯木浩二・高橋春菜・斉藤恵太、などなどが出演の傑作名舞台でした。

この舞台劇がDVDとして発売されましたので。興味のある方は「湘南啄木文庫」http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/まで、お問い合わせ下さい。

※頒布価格は3000円です

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DVD「飛行機の高く飛べるを。」

 

啄木の花=近藤典彦氏の連載エッセイ

華道真生流の機関誌「真生」(季刊)に元国際啄木学会会長の近藤典彦氏が「石川啄木と花」と題して4年まえからエッセイを連載しているが、このエッセイが、なかなかに含蓄が深くて私は毎号送って頂くのを楽しみにしている。季刊誌なので少し待ち遠しい思いもする。

 今回は「啄木と白蓮の花」にまつわる話題である。写真版を掲げて置きますので皆さんも一緒にお楽しみください。なお、無断引用は著作権に抵触するので「真生」編集部の宛先も載せて置きますから、連絡してからの引用にしてください。ご希望者は「真生」編集部か、お近くの図書館に問い合わせてください。

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石川啄木と花」(連載 第14回-1)

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石川啄木と花」(連載第14回ー2)

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石川啄木と花」掲載誌「真生」2019年11月発行 311号

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「真生」奥付




 また、バックナンバーの

地方紙に載った啄木関係記事2点を紹介(盛岡:望月善次先生の研究発表/函館:流浪の啄木歌碑17年ぶりに里帰り)

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盛岡タイムス 2019年11月29日号(記事:短歌定型論から見る/国際啄木学会盛岡支部月例研究会)

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朝日新聞(北海道版の記事)2019年12月4日/啄木歌碑17年ぶり里帰り:流浪の啄木歌碑

 

『クイズで楽しむ啄木101』の著者3人が岩手・盛岡へ旅

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石川啄木記念館を表敬訪問した3人の著者


去る12月21日に、盛岡市内にて国際啄木学会盛岡支部研究会が開催されました。

東京支部会の大室精一先生が話題提供者の1人として『啄木&節子 まるわかり 年譜』について詳細な発表を行いました。
また、大室先生に同行した平山陽さんと私の2名も『クイズで楽しむ石川啄木101』の刊行にまつわるエピソードなどの話しをさせて頂きました。
夜は会場を駅前の居酒屋の場所を変えて、前盛岡支部長である小林芳弘先生の近著『石川啄木岩手日報』(桜出版)についての報告会を兼ねた支部会の忘年会も行われました。
この2つの会に参加して、翌日は桜出版さんのご厚意にて旧渋民村にある石川啄木記念館をたずねました。
記念館では、ちょうど特別展示「啄木と文の京」~本郷・小石川で生き抜いた東京時代~(2,020年1月19日まで)開催中で、啄木を援助した文京区の地域の人や啄木を支えた友人、知人の姿が浮き彫りにされる感動的な展示を見ることができました。
此処に掲載した写真は山田武秋さん、平山陽さん、そして佐藤勝が旅の先々で写したスナップです。
「クイズで楽しむ啄木」の3人の著者が、啄木さんのお蔭さまで楽しい2日間のたびの記録として一緒にご覧ください。
なお、写真は後ほどスマホから追加掲載を致します。

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国際啄木学会盛岡支部会にて話題提供する大室精一先生

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国際啄木学会盛岡支部会で『クイズで楽しむ啄木101』の誕生秘話を語る平山陽氏(劇作家)

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国際啄木学会盛岡支部会にて『クイズで楽しむ啄木101』発行後の反響について報告する佐藤勝

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旧盛岡中学(現在:岩手県立盛岡第一高等学校)の庭に立つ啄木歌碑の前にて

 

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石川啄木記念館を表敬訪問した3人の著者

新刊紹介『啄木と胡堂』(双葉社/3000円+税)

”17年3月から”19年2月まで雑誌「小説推理」に連載されていた「二人の作家伝」である。著者の郷原氏は詩人としても夙に名の知られた人であるから、雑誌に連載中から1本になることを願っていたが、よくぞ刊行してくださいました。

楽しみながら読める詩人が書いた「二人の評伝」は、さまざまな謎?を解き明かしてくれる。ぜひ、手に取ってご覧ください。明治の青年たちの熱い友情と文学への思いが伝わってきて、読者を深い文学の世界に誘います。

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啄木と胡堂

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「啄木と胡堂」の帯文

 

新著『英語とスペイン語で読む 石川啄木と若山牧水』(短歌現代社/2019年10月)

 青木春枝著『英語とスペイン語で読む 石川啄木若山牧水』(現代短歌社/1500円+税)が発行されている。本書は近年の国際的啄木関係図書の刊行と呼応するような出版で啄木愛好者の私には嬉しいかぎりのことである。

私は外国語は全く読めないが、本書を通じてフランス語圏や英語圏の中におられる人たちに啄木や牧水の魅力を伝えて頂けることは、啄木愛好者に限らず、日本の文学愛好者にとっても嬉しいこと

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『英語とスペイン語で読む 石川啄木若山牧水


です。