湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

堺市で開催された「晶子&啄木」〈2024〉フォーラムに参加された方からの感想!

去る5月25日(土)〜26日(日)に「さかい利晶の杜」で開かれた《晶子フォーラム2024&国際啄木学会2024堺大会」はコロナ禍後に初めて関西での国際啄木学会の大会でもあり、9年ぶりに「晶子と啄木」をマッチングさせる大会として双方の研究者や2人の歌人を…

石川啄木を育てた与謝野夫妻の全集からもれた作品集を研究者が出版した貴重本!

石川啄木と与謝野晶子・鉄幹夫妻の関係は広く知られている。その鉄幹・晶子の全集40巻を先年編集発行したのは本年の7月で98才になられる逸見久美先生であるが,このたび全集に収めることの出来なかった文献から精選された小説・随筆などを収めた『与謝野鉄…

啄木を育てた与謝野夫妻を研究者が語る本!

石川啄木と与謝野晶子・鉄幹夫妻の関係は広く知られている。その鉄幹・晶子の全集40巻を先年編集発行したのは本年の7月で98才になられる逸見久美先生であるが,このたび全集に収めることの出来なかった文献から精選された小説・随筆などを収めた『与謝野鉄…

「2024 啄木祭」 (盛岡経済新聞が予告を詳細に報道)

2024.05.16 「2024啄木祭」開催へ ゲストに桑島法子さん、啄木の新たな一面を見つけて 現在休館中の石川啄木記念館。臨時窓口には啄木祭のポスターと啄木たちの姿 6 0 「2024啄木祭」が6月1日、盛岡市渋民文化会館「姫神ホール」(盛岡市渋民)で開催される…

富永虔一郎著『小説 啄木と牧水』<新刊紹介>

生命の灯がまさに消えようとしている啄木。 救いなき悲恋に懊悩する牧水。 苦悩を抱えるふたりの間に交わされる友情。 その向こうに立ち現れる明治の青春群像。 啄木・牧水の生と死と愛を描く初の伝記小説。 ★★★★★ 初の啄木と牧水を主人公とした書き下ろし小…

最初の啄木「オタク」だった吉田孤羊と云う人は!

吉田孤羊は最初の啄木研究者であり、啄木愛好者であった。 昭和40年から50年にかけて洋々社という出版社からは吉田孤羊の貴重な啄木図書が数冊発行されているが、これよりもずっと以前の昭和10年代(所謂戦前)には吉田によって最初の啄木全集が発行されたり…