湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

山下多恵子著『かなしき時は君を思へり 石川啄木と五人の女性』アマゾンカスタマーレビューに書きました!

山下多恵子さんの著書には、いつも感動を頂いておりますが、昨秋に発行された本書の書評が先月「しんぶん赤旗」に載った平山陽氏の書評を読んで私もあらためて読み返して見ました。

やはり、昨秋に読んだときと同じように胸に迫るものがあって私もこの本をあらためて紹介したくなり、アマゾンカスタマーレビューに投稿しました。平山陽氏の文章も読めるように新聞の切り抜きも一緒に掲げて置きましたのでご覧頂ければ幸いです。

なお、今回の書では啄木と深く関わった「五人の女性」に限定しておられる著者の思いは啄木と共に生きた女性自身の声を聞くためであったのか、と思いたいほど、啄木と共に五人の女性の人生(生きる姿勢)を深く追求されていると思われた。

それが平山氏の言われる「寄り添う心」という意味は著者である山下さんの想いでもあったことに気づいて私は今さらに感動している。

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「湘南の啄木」の署名でかいたアマゾンカスタマーレビュー

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平山陽氏が「しんぶん赤旗」に書いた書評