山下多恵子さんの著書には、いつも感動を頂いておりますが、昨秋に発行された本書の書評が先月「しんぶん赤旗」に載った平山陽氏の書評を読んで私もあらためて読み返して見ました。
やはり、昨秋に読んだときと同じように胸に迫るものがあって私もこの本をあらためて紹介したくなり、アマゾンカスタマーレビューに投稿しました。平山陽氏の文章も読めるように新聞の切り抜きも一緒に掲げて置きましたのでご覧頂ければ幸いです。
なお、今回の書では啄木と深く関わった「五人の女性」に限定しておられる著者の思いは啄木と共に生きた女性自身の声を聞くためであったのか、と思いたいほど、啄木と共に五人の女性の人生(生きる姿勢)を深く追求されていると思われた。
それが平山氏の言われる「寄り添う心」という意味は著者である山下さんの想いでもあったことに気づいて私は今さらに感動している。