湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

「国際啄木学会会報」38号&「国際啄木学会 研究年報」23 が発行されました!

コロナ騒動によって国際啄木学会をはじめ、各種の啄木に関する催事が全国で4月13日の啄木忌を中心に多くが開催を予定されていたが、すべて延期や中止となりました。例外的に一部の関係者のみで啄木の故郷・渋民では「啄木忌」の法要があったようです。「一般の参加者はお断りして」というさびしさですが、コロナ騒動は世界中の至る所に影響を及ぼしている最中に、昨年より準備されていた2冊の国際啄木学会誌が発行されました。

何とのの中に小生が大室精一先生、平山陽氏との共著者として参加した『クイズで楽しむ啄木101』(桜出版・2019年12月・1200円+税)が新刊紹介として吉田直美氏が、まことに的確な文章にて紹介してくださったので、写真にて載せさせていただきました。なお、同時に発行された大室精一先生の単独書『啄木そっくりさん』(桜出版・2019年12月・1200円+税)の書評も寺山修司研究の第一人者である小菅麻起子氏の論稿も載っておりましたので一緒に紹介させて頂きます。

小菅氏は『初期寺山修司研究』などのすぐれた著書も世に送り出されている研究者で「啄木と修司」についての論稿も多く書かれてあります。興味のある方はそちらの方も検索して見てください。

なお、国際啄木学会の「研究年報」や「会報」はバックナンバーも含めて国際啄木学会事務局までお問い合わせください。

詳しいことは国際啄木学会のホームページをご覧ください。

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『クイズで楽しむ啄木101』の表紙

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『啄木そっくりさん』の表紙

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「国際啄木学会 研究年報 23」表紙

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「国際啄木学会会報38号」の表紙

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吉田直美氏の新刊紹介(『クイズで楽しむ啄木101』)

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小菅麻起子氏の書評『啄木そっくりさん』-その1

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小菅麻起子氏の書評『啄木そっくりさん』-その2

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「国際啄木学会 研究年報 23」目次ー1

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「国際啄木学会会報38号」目次ー2

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国際啄木学会 研究年報 23」奥付