湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

啄木の出張講座を開催します/「岩手日報」が紹介!

コロナウイルス感染症」の拡大が懸念される日本列島ですが、そのような中で、下記の記事が岩手日報に紹介されました。

もちろん、コロナ騒動が収まってからのことになりますが、私たちは、岩手県内の各所の地域の小人数の集まりで、啄木を一緒に語り、一緒に学んで見ませんか?、という呼びかけをしております。

詳しいことは下記の新聞記事をご覧になってください。

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啄木を楽しむ講座の記事(岩手日報

 

伊井圭氏の遺作となった『啄木鳥探偵處』(創元推理小説賞を受賞)アニメ化!

我が知友であった伊井圭氏の遺作となった『啄木鳥探偵處』(創元推理小説賞)が、このたびアニメ化されて来る4月13日(東京圏内)より放映が開始されます。

ぜひ、ご家族で録画などして一緒に楽しんでみてください。啄木と金田一京助の友情も、小説では作品のポイントになっておりましたが、アニメではどうのようになったか、など、原作を読みながらテレビを見るのも楽しいかと思います。

各地の放送局などの放映時間など詳しいことは下記の公式ホームページからご覧になってください。

https://kimikoe.com/kitsutsuki/

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これはアメリカで発行された石川啄木の肖像を入れたお札です。

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水野信太郎氏の版画「新婚の啄木夫婦」

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漫画「かの蒼空に」で谷口ジロー氏の描いた啄木

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アニメ「啄木鳥探偵處」の公式ホームページ表紙 https://kimikoe.com/kitsutsuki/

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放送局などの案内-1

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放送局などの案内-2

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放送局などの案内-3

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放送局などの案内-4

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アニメの中の啄木

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アニメの中の啄木と金田一京助

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謎を解く啄木と京助

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登場人物の相関図

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主な登場人物

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放送開始予告

 

啄木の新聞に載った記事紹介(その=4)

ここでは、啄木に関係する現代の人物を取り上げた記事を

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各地の啄木勉強会で今、一番熱心な研究会を継続するのは国際啄木学会森岡支部会です。その森岡支部長に新しく就任した山田武秋さんを紹介した記事。

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毎日新聞(高知版の「啄木父子の歌碑」記事)

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JR高知駅前に10年前に建立された「啄木父子歌碑」

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民団新聞に紹介された韓国で出版された日韓対訳の2冊の歌集について

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秋田県鹿角市で催された「啄木と樹人」のコンサート






中心に紹介します。

最近頂いた地方の新聞に掲載された啄木に関する文献を紹介します。(その2)

今回は啄木図書に関する記事の中から昨年から最近の図書に関する書評を中心に紹介します。

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『書肆年鑑2019』に掲載された鈴木一正先生の書評:『続・石川啄木文献書誌集大成』(桜出版:2018年)

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しんぶん赤旗に掲載された池田功編:『世界は啄木短歌をどう受容したか』(書評)

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日本経済新聞に掲載された『胡堂と啄木』の書評

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しんぶん赤旗に掲載された『啄木そっくりさん』の書評

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岩手日報に掲載された「啄木トリオ」の著書『クイズで楽しむ啄木101』の書評

 

昨今の啄木話題から、地方紙に載った啄木関係記事を紹介します。

昨今の感染症コロナウイルスの騒ぎで、啄木関係のイベントも次々と中止、あるいは延期になるなど寂しい限りなので、このような時は啄木に関する新聞記事などを紹介するのも良いかと思いまして、何点かの記事を載せて行きます。

これらの新聞は昨年の秋ごろから各地の我が「啄木友人」から送られて来たものです。日付や話題などは順不同で掲載します。

また、つい最近の新発見の啄木書簡の記事などは既存の記事をお読みください。

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2020年4月13日から地上デジタルテレビで放送されるアニメ化の「啄木探偵處」の紹介記事

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岩手日報(啄木探偵處」の記事)

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新発見の啄木書簡の記事(明治37年8月?:伊東圭一郎宛書簡)

 

「プチモンド」108号が紹介! 啄木の新刊書が岩手の桜出版から連続4冊も刊行されてる!

下記の文章は桜出版(岩手県)の代表者である山田武秋さんのfacebookの頁からの貼り付けです。

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今日3月5日は小社(桜出版)の38回目の誕生日。文字通り荒波に翻弄され続ける笹舟のような歴史だが、軽さが幸いしどうにか今日まで沈まずにいる。そして今日、うれしいお祝いが一つ贈られて来た。歌人与謝野鉄幹・晶子の研究者でもある松平盟子さんが主宰する季刊短歌誌『プチ★モンド』No.108号。盟子さんは国際啄木学会同期の入会した同士でもあり、『プチ★モンド』に「与謝野鉄幹と啄木の明治40年代」を連載しているが、この号のまるまる1ページを「桜出版の新刊本」とし、2019年に刊行した4冊の啄木本をご紹介いただいた。事前に何のご連絡もいただいていなかったので、ページをめくってびっくり。小社創立記念日最高のサプライズとなった。心より感謝したい。ちなみに、同誌には高校同期の歌人でグループ「くちなし」を主宰する塚原牧子さんも「羽交いに抱けば日向の匂い」と題し20首を投稿している。

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4冊の啄木図書を紹介した「プチ・モンド」108号

 

全集未収録の石川啄木書簡を 森義真さんが新発見!

このたび 国際啄木学会理事で石川啄木記念館館長の森義真さんが、筑摩書房版の「石川啄木全」未収録の啄木書簡を発見され、これを購入されたことが岩手日報の2月29日号の紙上にて紹介された記事を岩手県在住の知人が送ってくださったので紹介します。

筑摩書房版の全集が「石川啄木全集」の最終版の発行であるが、そのい全集発行から30年後の今も啄木の新資料が発見されることに感動する。なお、「啄木全集未収録資料」は拙著(佐藤勝著『啄木の肖像』武蔵野書房)にて全編が読めるようにまとめてあるが、今回の記事に紹介された写真では全文は読むことが出来ないので、森さんには、ぜひ、全文公開の英断をお願いしたいと思っている

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新発見の「石川啄木全集」未収録の啄木書簡を紹介した岩手日報(2020年2月29日)の記事。