このたび 国際啄木学会理事で石川啄木記念館館長の森義真さんが、筑摩書房版の「石川啄木全」未収録の啄木書簡を発見され、これを購入されたことが岩手日報の2月29日号の紙上にて紹介された記事を岩手県在住の知人が送ってくださったので紹介します。
筑摩書房版の全集が「石川啄木全集」の最終版の発行であるが、そのい全集発行から30年後の今も啄木の新資料が発見されることに感動する。なお、「啄木全集未収録資料」は拙著(佐藤勝著『啄木の肖像』武蔵野書房)にて全編が読めるようにまとめてあるが、今回の記事に紹介された写真では全文は読むことが出来ないので、森さんには、ぜひ、全文公開の英断をお願いしたいと思っている
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