湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

堺市で開催された「晶子&啄木」〈2024〉フォーラムに参加された方からの感想!

去る5月25日(土)〜26日(日)に「さかい利晶の杜」で開かれた《晶子フォーラム2024&国際啄木学会2024堺大会」はコロナ禍後に初めて関西での国際啄木学会の大会でもあり、9年ぶりに「晶子と啄木」をマッチングさせる大会として双方の研究者や2人の歌人を慕う人たちが一堂に会することにも大きな意義を持つことで参加者の皆さんからは私にもその時の思いを寄せられ、有り難く拝見させて頂きました。
例えばS氏からは
「太田登先生の基調講演「晶子と啄木におけるトルストイ体験」のお話しには、あらためて2人の文学者の偉大さを教えて頂きました
今の私たちを囲む地球規模の緊張感を晶子と啄木は百年も前に感じていたと云うことに今更ながら知って感動致しました」と云うこと
又、O氏からは懐かしい人たちとの再会を喜ぶ思いとともにシンポジウムの中で登壇者各氏の啄木や晶子への熱い思いの伝わる言葉に触れられたことは何よりもの収穫であり、特に『与謝野晶子の百首』の著者である歌人松平盟子氏の晶子と源氏物語についての話しは深くて、頷かられる内容であったから刻の短さを感じたと云う言葉に私も思わず「同感」の 言葉を発したい気持ちになっていた。
又、K氏のメールには「学生時代は与謝野晶子を専攻していましたので(略)太田登先生の講演、古澤夕起子さんの発表も興味深く聴きました。」との言葉が綴られておりました。
盛会であったことを伺って嬉しい限りでした。

晶子&啄木フォーラム=プログラム1

晶子&啄木フォーラム=プログラム2

晶子&啄木フォーラム=プログラム3

晶子&啄木フォーラム(太田登氏の基調講演レジメー1)

晶子&啄木フォーラム(基調講演・太田登氏の講演レジメ=2)