BSフジ他のテレビ局で放送中のアニメ化された石川啄木と金田一京助が活躍する【啄木鳥探偵處】も、いよいよ終盤になりましたが、本日、友人のTさんから、このアニメのキャラクターたちを描いた小さめな風呂敷(5枚セット)を頂きました。
120余年前に亡くなった和服姿の石川啄木が、今風のヘヤースタイルで洒落た学者風の金田一と一緒に、次々と事件を解決する内容だが、このようなグッズまで出ていることには驚きました。
そして、この啄木グッズの風呂敷を見て、120年前に啄木研究を始めた最初の啄木研究家である吉田孤羊の遺品の全てが、未亡人の道子さんから「盛岡市てがみ館」に寄贈されたが、その品々は、啄木や啄木周辺の人々の直筆なども含めて、3万点を超える数だと当時、寄贈品の整理をボランティアとして行っていた浦田敬三先生から伺ったことがある。
その一部を見せて頂ください機会からあり、その中には啄木の歌が刷り込まれたマッチ箱から、割り箸入れの袋や、土産品の菓子の包み紙まであって、私は圧倒されるような思いであったことを思い出した。
私も啄木文献を集めて来たから吉田孤羊さんの足元にも及ばないと思ったことが昨日のように思い出している。