湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

啄木は二度造られる――明治の啄木、昭和の啄木    川野里子

石川啄木に関する文献の量は毎月どれくらいの数なのだろうか。自分が啄木文献を探し歩いていた50年前とネットで検索できる今日の量を一概には比較できないが、とにかく多い。間もなく刊行される拙著『補輯 石川啄木文献書誌集大成』(桜出版)の正篇となる『石川啄木文献書誌集大成』(武蔵野書房:1999年)と比較してみると面白い。旧著には約100年間の文献を収集して収めて数は約2万200百点であるが、今回は前著の刊行後に発行された16年間の文献約8千点を収めている。

表記の川野里子氏の啄木論は啄木受容論であるが、時代によって啄木の読まれ方は異なるのだという論法であるが、貴方はどのように思われるか?。写真版では読みにくいと思うが図書館の貸し出し、コピー止めの解除を待って紹介した。

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