最近手にした啄木文献の中に「青森文学」85号がある。
その中に西脇 巽氏が「陰謀家啄木」というショッキングな表題をつけた論考を載せている。
しかも、論考の書き出しが「湘南啄木文庫の佐藤勝氏に言わせると」という文言から始まっている。
啄木は本当に陰謀家だったのでしょうか?
西脇氏の本職は精神科医である。氏はすでに10冊の啄木研究書を上梓している。いずれの書も啄木を愛してやまない著者の熱い思いが伝わってくるものであるから、西脇氏が啄木を悪く書くはずが無い?、と思ったのだが・・・・、
続きは「青森文学」85号を取り寄せて読んでください。面白いですよ。