本稿は近藤典彦先生が華道「真生流」の機関誌「真生」第295号/季刊発行誌/非売品(2014年/平成26年10月10日発行)から第313号(2020年/令和2年10月20日発行)に17回にわたり連載した石川啄木の「花」に関する話題を中心として啄木の歌の解釈と、その人…
本稿は近藤典彦先生が華道「真生流」の機関誌「真生」第295号/季刊発行誌/非売品(2014年/平成26年10月10日発行)から第313号(2020年/令和2年10月20日発行)に17回にわたり連載した石川啄木の「花」に関する話題を中心として啄木の歌の解釈と、その人…
本稿は近藤典彦先生が華道「真生流」の機関誌「真生」第295号/季刊発行誌/非売品(2014年/平成26年10月10日発行)から第313号(2020年/令和2年10月20日発行)に17回にわたり連載した石川啄木の「花」に関する話題を中心として啄木の歌の解釈と、その人…
本稿は近藤典彦先生が華道「真生流」の機関誌「真生」第295号/季刊発行誌/非売品(2014年/平成26年10月10日発行)から第313号(2020年/令和2年10月20日発行)に17回にわたり連載した石川啄木の「花」に関する話題を中心として啄木の歌の解釈と、その人…
啄木ゆかりの地である文京区役所に盛岡文士劇のチラシが置いてありました。 来る5月20日(土)に上演される、盛岡文士劇 「あのはん・一握の砂」のチラシです。 全席指定ですが、空席がたくさんありました。 ぜひ、ご覧ください! チケット購入方法の委細は…
昨日の「盛岡タイムス」の文化面に大室精一著『啄木と節子まるわかり年譜』を紹介下記事が岩手県在住の知人から届来ました。地方紙ではあるが盛岡タイムスの文化面にはたびたび、中央の大手の新聞にも載らないような硬質で格調の高い文化論が載ることに私は…
現在の石川啄木記念館は本年5月に閉館して、盛岡市の複合施設として改修される。この最後の特別展は5月7まで開催とのことです。 詳しくは下記のアドレス盛岡経済新聞ネット版にてご覧ください。 https://morioka.keizai.biz/headline/3759/ 盛岡経済新聞…
本日のYHOOニュースに表題のような鉄道マニアの行きすぎた行為を糺す記事が載ったのでスクリーンショットで紹介する。 2023年3月28日 YHOOニュース
石川啄木の評論「弓町より」が あなたの静岡新聞の「時論」に(3月19日)湘南の啄木。マスク着脱 判断と責任|あなたの静岡新聞 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1210464.html ーーーーーーー(下は写真版です) あなたの静岡新聞(2023…
石川啄木の子孫と金田一京助の直系の子孫2人が「文士劇」の舞台上で再会する。昨年、盛岡市で上演されて大変な人気をはくした「盛岡文士劇」が今年は啄木ゆかりの地である東京・文京区役所のシビックセンターで再演される。啄木愛好者にとっては何より興味深…
石川啄木の子孫と金田一京助の直系の子孫2人が「文士劇」の舞台上で再会する。昨年、盛岡市で上演されて大変な人気をはくした「盛岡文士劇」が今年は啄木ゆかりの地である東京・文京区役所のシビックセンターで再演される。啄木愛好者にとっては何より興味深…
啄木に関する新刊図書2冊を紹介! (1) 三枝昻之著『夏は来ぬ~詩歌を楽しむ~実朝・芭蕉から朔太郎・ミオロメンまで』(青磁社/2023年12月25日/1800円+税) 本書の副題にあるように「実朝からミオロメンまで」の詩歌を2頁から3頁で読めるというコン…
太田登著『啄木 我を愛する歌~発想と表現~』(八木書店/2023・12/発行)の書評が「月刊グロ-カル天理」3月号に掲載されました。 評者は澤井義次先生です。澤井先生の書評には本書の刊行された意義の重さとその魅力が詳細に述べられておりますので、ここ…
以前に知人から「啄木が朝日新聞(正しくは「東京朝日新聞社」)に勤めていた時の給料はいくらだったのか」と問われたことがあった。なぜ啄木の給料が知りたいのか?と私から質問したら、「彼は今でも借金を踏み倒したとか借金の名人だったと言われているか…
北海道新聞記者の黒川伸一氏(文)と小川正成氏(写真)による明治41年1月に釧路の駅に降り立った啄木が見た当時の風景と啄木の心境を2面にわたる特集記事として伝えている。 この新聞は北海道在住の友人から送って頂いたものであるが、それを写真にて紹介…
日本文学研究者のアメリカ人、ドナルド・キーンの名は石川啄木と並んで、たびたび紹介されることがある。 それはドナルド・キーン氏が啄木(特に「啄木日記」)に深い関心を示し続けたからであるが、93歳で亡くなる直前に氏は『石川啄木』(新潮社)という…
2022年に刊行された真の啄木研究書は以下の4点! 本年の啄木研究書は管見ながら4点の図書であった。いずれの図書からも長年、真摯に啄木研究に向かい合って来られた姿と重なるもので胸を打つ渾身の作であることが嬉しく感じられる。 研究書にとって何より…
大室精一編著『啄木と節子 まるわかり年譜』(大型本・A5判・360頁・桜出版 2022年12月1日発行・2000円+税)本書の帯文には「毎日が啄木記念日」というキャッチコピーが超大文字で書かれている!先ず、この発想の凄いことがこれで解るように啄木の日記や…
啄木を育んだ雑誌「明星」研究会が講演と研究発表を「Zoom」にて公開講座を開催(受講は無料・先着100名) 内容と申し込み方法は下記の写真版を参考にしてください。 申し込み後に折り返し決定した方には上のようなメールが届きます。 申込み方法は写真版…
啄木があこがれた与謝野晶子を顕彰する「さかい利晶の杜」では下記のように「青春の短歌大会」が開催されます。大会にむけて短歌の募集もしておりますので、興味のある方は写真版のチラシ記載内容をご覧になって参加されることをおすすめいたします(湘南啄…
2022年8月5日の朝日新聞の記事によると石川啄木の書簡をはじめ、約400点ほどの森鷗外宛の書簡がみつかったという記事をネットや新聞記事(朝日新聞)で見ていたが、私が気になるのは啄木の書簡である。 鷗外宛の書簡は『石川啄木全集』(最終版は1978…
一昨日、短歌総合誌の中の1冊である「短歌往来」2022年9月号を図書館から借りてきた。 その中に「創刊400号記念」佐美雄賞・短歌賞・出版賞の歌人」という特集頁があって錚々たる歌人の作品が載っていたが私が注目したのは安部晋三元首相の死と国葬につい…
「短歌」(KADOKAWA)2022年9月号に「ほっこりする歌」という特集で、井谷まさみち氏が啄木の「友がみなわれよりえらく見ゆる日よ/花を買ひ来て/妻としたしむ」の歌を取り上げていた。 短い文章なので全文引用して置く。 「二十歳で結婚した啄木。代用教…
このたび、毎日新聞(大阪本社版:夕刊)に倉橋健一著『歌について ~啄木と茂吉をめぐるノート~』(思潮社)が最近刊行されたことが大きな話題として載っていることをネットで知った。 私も早速取り寄せて読んでみた。先ず凄く濃い内容である。このように…
朝日新聞デジタル(有料記事) 2020年7月23日 13時00分 石川啄木はダメ人間? 仮面の奥は… 山田航さん寄稿 〈はたらけどはたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざりぢつと手を見る〉――遺(のこ)した短歌から清貧な印象を持たれることも多い石川啄木…
石川啄木記念館では下記の期間においてチラシのように特別企画展「教科書の中の啄木」を開催されます。 私たちがどのようにして啄木の人と作品に触れてきたかは啄木の没後から110年の今、あらためて知ることには大きな意味があると思います。 戦時中の教…
今回は啄木と直接の関係は無いのだが、ここに紹介して置きたいと思ったのは編著者が啄木研究(特に節子側からの啄木観察は鋭くて温かい眼差しを感じさせる人)の第一人者であることと、もちろん啄木とは無関係に選ばれた芝木好子の作品の中に私は啄木の妻節…
短歌の総合誌「短歌」(KADOKAWA)である松村正直氏の「啄木ごっこ」(45回・8月号)は《自殺願望と「煩悶青年」》と題して小説家の夢から覚める直前の啄木を捉え、悩める啄木と不安の増し行く時代に入ってきた処から書き出されている。 この時代の啄木に…
このたび青森在住の知人より「青森文学」88号が送られてきた。その中にひときわ私が関心を誘われた論考があった。 西脇巽氏の「「不愉快な事件」論争~郁雨・節子不倫論(近藤説)が根強い理由~」(32P~57P)である。西脇氏は「青森文学」87号(20…
先ず、木下氏の著書にあげられた参考文献に驚いた。これによって木下氏が啄木に長年親しんできたことが解る。世の中には自分の功名(売名)のために啄木の欠点などをこれ見よがしに取り上げ、「これは○○学から見れば」などといった学説とも言えない臭い物を…