2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
寺山修司は石川啄木の影響を強く受けている文人の一人であることは広く知られている。 ゆえに寺山修司初期短歌には啄木短歌を踏襲したような作品もあり、意図的に寺山は啄木短歌『一握の砂』その続編まで作ってしまったこともある。もちろん、寺山流のパロデ…
今月は4冊の6月号の総合短歌誌が本日、近くの公民館に届いた。こんなに早く私に順番が来ることは珍しい。 先ずは松村正直氏が「短歌」に連載中の「啄木ごっこ」を読んだ! 今月は連載44回目で「『石破集』の世界」と題して書かれている。 謂わば歌人啄木…
啄木が修学行の最終に立ち寄ったのは釜石の従兄弟の工藤大助の家。 その工藤家の子孫と結婚した人がこのたび「工藤家と啄木」という1冊の本を出版した! 啄木は盛岡中学時代に担任の富田小一郎先生の引率で大船渡から三陸海岸沿いをゆく修学旅行に参加した…