湘南啄木文庫ブログ

このブログは佐藤勝が個人的に収集した歌人・石川啄木に関する「よろず」情報を紹介いたします。また、私の雑多な日常的な話題や趣味の世界(落語や演劇鑑賞、読書体験)なども記してゆきますが、いずれの部門の同好の方々からのご協力なども頂くことが出来れば有難いです。なお、石川啄木に関する文献を主にした「湘南啄木文庫」のホームページ(http://www.ne.jp/asahi/shonan/takuboku/)の方も覗いて頂ければ嬉しいです。

近藤典彦「石川啄木と花」(11)

華道界の季刊誌「真生」307号に掲載の近藤典彦氏の「白い躑躅(つつじ)」は、明治の時代に啄木が暮らした渋民村の宝徳寺の池のほとりに咲く白いつつじの花から、ある女人の姿を訪ねあてました。彼女は渋民村でただ一人の近代的な教育を受けた女性だったのです。

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啄木記念館で 新シリーズの「啄木 絵はがき」発行!

盛岡市を訪ねた友人からのお土産に「啄木絵はがき」(新シリーズ6枚セット)を頂いた。素敵なデザインと歌の解説も載っている。

また、ご当地の新聞「盛岡タイムス」に載った「新シリーズ絵はがき」の記事も入手したので紹介します。絵はがきの購入などについては盛岡タイムス(記事)を参考にしてください。

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鎌田慧のコラムは「オウム真理教」を誤って伝えてしまう!

去る7月10日付けの東京新聞(朝刊)のコラム「本音のコラム」にルポライターの鎌田慧が(「王」と「大臣」)と題した短い文章を載せていた。(写真参照)この文章は石川啄木の日記を引用しているので、私の怒りが収まらない。明治43年に起きた幸徳秋水らが秘密裡に行われた暗黒裁判の結果、首謀者たちが即刻死刑になった所謂「大逆事件」であるが、それを今回の麻原彰晃らの「オウム真理教サリン事件」と同列のように扱っていることに、字数の少なさの問題では無くて、先ず、投稿者である鎌田の認識の浅さと、その軽薄さを感じたのは、私だけでは無いと思うので添付のコラム記事を読んでみてほしい。

 そして、今後は鎌田が何故、麻原彰晃を擁護するような文章を書くのかを考えて、今までと、今後の彼の言動を注視して行きたい。

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